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遂に
O-1ビザのスタンプを押されたパスポートを取りに再びアメリカ大使館へ。

時間は2時以降にピックアップ可能という事だったので時間通り2時に向かいました。
「遂に貰えるのか」
という緊張感。
今回もお馴染みのセキュリティーの人が門番でした。
かるい挨拶をし荷物チェックを済ませ中へ。
面接の際に渡された控えを窓口の人へ渡しました。
待つ事5分。
アメリカ大使館「ごめんなさい、まだ準備ができていないので明日また来て下さい。それと、このアドレスに今回の事情を明日の朝にメールして下さい。いつアイスランドを離れる予定ですか?」
僕「フライトは土曜日なので受け取れる日が明日しかないんです、、、」
アメリカ大使館「わかりました。そのように伝えておきます」
えーーーー。
まじかよ。。。
そう、実は飛行機の帰りのチケットは2日後の土曜日の早朝
それとアメリカ大使館は土日休みの為、もし明日受け取れなければ来週の月曜日まで滞在しないといけなくなるという事。
しかも、ニューヨークに着いてからそのままDJをしなくてはいけない為にどうしても明日受け取れないといけないわけなんです。
「もし受け取れなかったらどうしよう」
そんな不安がよぎりました。
「でも承認はされているから大丈夫だろうけど、、、」
再び不安になってどうしようも無かったですが、何とか切り替えて。。
なんだか神様に
「簡単には取らせないぞ。気を引き締めろよ」
と言われてる様な気がしました。
しかしながら
アイスランドの空気は本当に澄んでいて美味しい。
朝なんて最高。

そして次の朝。
言われた通りメールをし、カフェで仕事をしていました。
遂にメールが!
そこには、、、
「パスポートの準備ができたので2時以降にピックアップしに来てください」
この瞬間がやっと
やってきました。
「遂に取れるんだ」
そして2時
近くのカフェから歩いて向かい
無事にパスポートを取得!!!

アメリカ大使館を出た後、自然と涙が出ました。
長かった。
書類を集めている段階で本当に色々ありました。
たくさんの方々からサポートして頂いた反面で
時間が無いあまり
焦りと不安で迷惑をかけてしまう事も少なくありませんでした。
「もしかしたらこのまま日本へ帰る事になってしまうのかも。。。」
日本を離れて5年。
5年も離れれば環境も変わり、今まで通り日本でDJ活動ができるほどそんなに甘くは無いと思っていました。
NYに住んだからといって変わるわけではない。
良いきっかけにはなるだろうけど、変われるかどうかは本当にその人次第。
僕にとってO-1ビザを取得できたという事は
やっとNYで、アメリカ人と同じ土俵で勝負ができるという証。
ようやく本当の意味でスタートができるようなものなんです。
そして
やっとNYの地を再び歩む事ができる。
体の芯から感じる安堵感と開放感に満たされていました。
やっとアイスランドを心から楽しめる!!!
先ずは腹ごしらえじゃ!
全く食べていなかったのと、ビザを取るまで贅沢はやめようと決めていたのでちゃんとしたご飯はアイスランドへ来て初めて。
友達から教えてもらった美味しいというハンバーガーを食べに。

モチモチなバンズとお肉と野菜の絶妙なハーモニー。
隠し味はソースだな、こりゃ。
トリュフ・フレンチフライも最高。
そして念願のBlue Lagoonへ!
